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新宿区 / 四谷

【新宿区】プラウド四谷

四ツ谷駅徒歩3分・全38邸・2〜3LDK|建築士が見た"配棟の作法"

2026.07.11 by 一級建築士ryo 読了 約18分
プラウド四谷 外観完成予想図
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト
新宿区四谷で物件を探していて、「プラウド四谷」が気になっている方へ。
この記事では、なぜ14階建て38邸という設計が選ばれたのか、全邸南向き・内廊下という建物の仕立て、2億3,200万円〜3億8,800万円という価格の妥当性、そして小規模物件ならではの管理コストリスクまで、購入検討に必要な視点を一級建築士の目で整理します。
結論から言えば、四谷という立地の資産性と静かな住環境を最優先する方にハマる物件です。
一級建築士として設計の現場から20年、見てきた視点で書きます。最後に「こんな人にすすめる/すすめない」の判定もまとめています。

物件概要

SECTION 01 / OVERVIEW

スペック

所在地東京都新宿区四谷一丁目9番7(地番)
売主野村不動産株式会社
施工野村建設工業株式会社
規模地上14階・地下1階 / SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)
総戸数38戸(内廊下設計)
間取り2LDK〜3LDK・専有面積70.07〜84.42㎡
竣工予定2027年2月下旬予定
販売状況2026年販売中(第1期6次)
価格帯2億3,200万円〜3億8,800万円
管理費45,528円/月
修繕積立金16,510円/月
駐車場9台(機械式・詳細は要確認)

主要駅へのアクセス

主要駅所要時間(目安)/乗換
東京駅約14分/乗換なし(JR中央線)
新宿駅約6分/乗換なし(JR中央線)
渋谷駅約24分/1回(丸ノ内線→銀座線)
池袋駅約20分/乗換なし(丸ノ内線)
大手町駅約10分/乗換なし(東京メトロ南北線→乗換)または丸ノ内線

※平日朝時間帯のGoogle Maps乗換案内に基づく目安。JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線の3路線が利用可能。

一級建築士ryoが見る「南向き全邸を支える建物形状」

SECTION 02 / SITE & CONTEXT

プラウド四谷 外観完成予想図(南側)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

プラウド四谷の建物は、地上14階・地下1階・総戸数38戸という仕立てだ。14フロアに38戸を割り振ると、1フロア平均2.7戸という計算になる。通常の新築マンションが1フロアに6〜8戸を整列させるのとは大きく異なる設計密度だ。

この数字は単なる個性ではない。「全邸南向き」という条件を実現するための必然的な帰結として読める。南向きに全戸のバルコニーを向ける場合、建物の東西方向の幅を抑え、南面に開口部を集中させる必要がある。結果として1フロアあたりの戸数は絞られ、廊下の静けさとプライバシーが生まれる。設計の数字と住み心地の設計意図が連動している。

プラウド四谷 バルコニーからの眺望(上層階)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

構造はSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)。RC造よりも耐力が高く、柱や壁を細くしながら高い強度を保てるため、高層ビルや大スパンの建物に採用される。14階建て38戸という规模でSRC造を選ぶのは、相応のコスト判断でもある。坪単価1,200万円超という価格水準は、この上質な構造仕様の反映でもある。

四谷一丁目の敷地は、四ツ谷駅の南東方向に位置する。南側に一定の視線の抜けが取れる立地を活かして全邸を南向きにした構成であり、周辺の建物高さとの関係から上層階(11階以上)では天井高2,600mmのハイサッシが設けられ、光と眺望を最大化する設計になっている。1フロア2〜3戸という密度の低さは、廊下での他の住人との接触頻度を最小化し、共用部を「ホテルのフロア」に近い静けさに保つ。

— RYO'S VIEW

地上14階・38戸÷14フロア=1フロア平均2.7戸という設計密度の低さは、全邸南向きという住環境の質を担保するために払われたコストだ。大規模マンションが1フロア8戸で運営するスケールメリットを捨て、静けさと採光を優先した設計判断——この物件の本質的な価値はここにある。

駅から物件までの道のり

SECTION 03 / WALKING ROUTE

出典:Google マップ/物件位置はピン中心。四ツ谷駅まで徒歩3分(野村不動産公式サイト記載値)
プラウド四谷 現地案内図
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト(現地案内図)

改札を出てから

四ツ谷駅は、JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線の3路線が乗り入れる乗り換え駅だ。JR側の改札を出ると、正面に四谷口の小さなロータリーが見える。四ツ谷駅は新宿区と千代田区の境に位置し、出口によって踏み出す方向が異なる。プラウド四谷へは、JR四谷口(南東方向)を出て東に向かう。改札から物件まで、信号1〜2か所を渡る経路で、公式では徒歩3分の表記になっている。

道のり前半(駅前〜中盤)

四ツ谷駅前から東に向かうと、新宿通りに沿って落ち着いたオフィスビルが並ぶ通りが続く。四谷一丁目は純粋な住宅街ではなく、オフィスビル・マンション・商業施設が混在するエリアだ。週日の朝は省庁や大手企業に向かう人の流れがあり、空気が機能的に引き締まっている。歩道は幅があり、混雑感はない。三分道路は整備されており、ベビーカーでも歩きやすい。

道のり後半(物件直前)

新宿通りを少し入ると、周囲の建物のスケールが少し落ち着く。四谷一丁目9番地あたりは、複数のマンションと専門学校が隣接するブロックだ。物件周辺は、交通量の多い新宿通りから一本入った位置にあたり、夜は静かさが際立つ。通りには植栽が入り、都心とは思えない落ち着きがある。建物の壁面には野村不動産らしい清潔感のある外壁仕上げが施されている(竣工後の確認が必要)。

歩いてみての体感

体感所要時間は徒歩2〜3分程度。四谷一丁目の地形は武蔵野台地上にあり、標高29.9mの高台エリアだ。駅から物件までの経路は基本的に平坦で、急な上り坂や下り坂はない。夜間も街灯が整備されており、夜帰宅する際の安心感は高い。新宿通り沿いの一部はバス停・タクシー乗り場も多く、雨の日の利便性も確保されている。子連れでの利用は、信号の少なさと平坦な道のりから問題ない。

— RYO'S VIEW

四ツ谷駅から物件まで3分・高低差なし・夜間も明るいという3点は、毎日の帰宅を「ストレスゼロ」にする基本条件を満たしている。台地上という地形がもたらす安全性と、駅近の利便性を同時に手に入れられる場所は都心では少なく、この立地の本当の価値はここに表れている。

立地と街の読み方

SECTION 04 / LOCATION

四谷という場所の重層性

四谷は、新宿区の南東端に位置し、千代田区・港区と境を接するエリアだ。山手線の内側という地理的な希少性だけでなく、複数の顔を持つエリアとして知られる。政治の中心・永田町は丸ノ内線で2分。行政の中枢・霞が関は南北線ルートで10分圏内。一方で、新宿御苑(徒歩約20分・丸ノ内線1駅)や神宮外苑の緑もアクセス範囲にある。週末の過ごし方に選択肢が多いエリアだ。

物件の南東約700mには、国宝建築の迎賓館赤坂離宮がある。宮殿建築が隣に存在する住環境は、都内でも稀有だ。周辺は文教施設も多く、上智大学(四谷駅近傍)・聖イグナチオ教会(四ツ谷駅隣接)など歴史ある施設が軒を連ねる。住む人の生活圏に「静けさ」と「品格」が自然と染み込んでくる立地だと言える。

プラウド四谷 エリアマップ(周辺環境)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト(エリアマップ)

再開発動向

四谷一丁目エリアは現在、大規模な再開発計画は公表されていない。新宿区の都市計画では、四谷一丁目の敷地は第一種住居地域・容積率400%の区域に属しており(都市計画図で確認)、高層化は規制されている。隣接する千代田区側での開発動向も確認しておきたい。迎賓館周辺の景観保護区域の影響もあり、エリア全体として急激な環境変化が起きにくい構造にある——これは長期保有の観点から安心材料の一つだ。

生活インフラ・学区

スーパーは、四ツ谷駅2番出口から徒歩約2分の場所にライフ コモレ四谷店がある。四谷一丁目9番という物件の立地からは徒歩2〜3分圏内で、毎日の買い物はこちらがメインになる。四谷三丁目方面には商店が増え、食料品・日用品の調達に困ることはない。公立小学校の学区は新宿区立四谷小学校(物件から徒歩約5分・四谷4丁目方向)。公園は信濃町公園(徒歩約7分)、新宿御苑(丸ノ内線1駅)が緑の拠点になる。医療機関は四谷三丁目駅近辺に複数のクリニックが集積しており、総合病院は聖母病院(徒歩約20分または最寄りバス)がある。

ハザードマップで見る安全性

SECTION 05 / HAZARD

洪水浸水想定非該当(武蔵野台地の高台・標高29.9m)
高潮浸水想定対象外(内陸部)
津波浸水想定対象外(内陸部)
土砂災害警戒区域非該当(四谷1〜3丁目はなし)
液状化危険度非常に低い(台地上・台地地盤)
地域危険度(建物倒壊)ランク1(5段階中最も安全・4,085位/5,177町丁)
地域危険度(火災)ランク1(4,195位/5,177町丁)
地域危険度(総合)ランク1(4,146位/5,177町丁)
海抜・標高約29.9m(国土地理院・四谷一丁目)
最寄避難所新宿区立四谷第三小学校(徒歩約8分・要確認)

出典:国土交通省ハザードマップポータル/新宿区公式ハザードマップ/東京都地域危険度測定調査(第9回・2022年9月)/国土地理院地理院地図

— RYO'S VIEW

四谷一丁目は武蔵野台地の上に乗るエリアで、洪水・液状化・土砂災害のリスクがいずれも最低水準だ。地域危険度も総合ランク1と、新宿区内では最も安全なカテゴリに位置する。都心ハザードマップの優等生エリアであり、「水害リスクゼロ・台地の安全」は価格に正直に織り込まれた価値の一つだ。

小規模38邸の管理コストを読む

SECTION 06 / KEY RISK

小規模マンションの管理費上昇とは何か

マンションの管理費・修繕積立金は、建物全体の共用部維持にかかるコストを各戸数で割り算した「按分費用」だ。エントランス・廊下・エレベーター・機械設備の点検費・清掃費・警備費など、毎月固定的にかかるコストは、戸数が多いほど1戸あたりの負担が小さくなる(スケールメリット)。

典型的な大規模マンション(300戸以上)では管理費が月1〜2万円に収まるケースも多いが、小規模物件(50戸以下)では同じサービス水準を維持しようとすると、1戸あたりの負担が割高になる。さらに、内廊下・SRC構造・エレベーター複数台など「高仕様」の設備を持つ場合は、維持費そのものが高くなる。

この物件(38邸)への影響を読む

プラウド四谷の現在の管理費は月45,528円、修繕積立金は月16,510円で、合計月62,038円のランニングコストがかかる。年換算で744,456円——住宅ローンの月額返済に加えて毎月約6.2万円が必要になる。

特に注意が必要なのは修繕積立金の将来推移だ。多くのマンションでは、最初の積立額が低く設定され、大規模修繕の時期(築10〜15年)に合わせて段階的に引き上げられる。38戸という戸数では、修繕積立金の値上がり幅を多くの住人で分散させることができず、1戸あたりの値上がり幅が大規模物件より大きくなるリスクがある。本物件のSRC構造・内廊下・地下1階というつくりは維持費単価が高く、長期的な修繕計画の精度が管理費水準に直接影響する。

また、駐車場は全38戸に対して9台(23.7%)という割合だ。機械式駐車場の場合、入れ替え費用として1台あたり数百万円がかかることがある。9台規模の機械式設備の更新費用を38戸で割ると、1戸あたりの一時金負担が相当額になる可能性があるため、駐車場の種別と長期修繕計画への組み込み状況を確認する必要がある。

自分で確認する方法

モデルルーム訪問時には以下の3点を必ず確認したい。

① 長期修繕計画書の提示を求める:野村不動産の担当者に「管理組合設立後の長期修繕計画書(30年分)を見せてください」と依頼する。修繕積立金の推移グラフと、第1回・第2回大規模修繕の想定費用が読み取れる。「計画書が未作成」の場合は、過去の野村不動産類似物件(同規模・同構造)の事例データを参考値として求める。

② 管理委託費の内訳を確認する:月45,528円の管理費がどの項目に充てられているかの内訳表(管理委託契約書の概要)を確認する。清掃・警備・設備保守・管理会社報酬に分解して、スケールダウンできる項目があるかを把握する。

③ 駐車場の種別と更新時期を確認する:「駐車場は機械式ですか平置きですか。機械式であれば設備更新の時期と費用は長期修繕計画に組み込まれていますか」と聞く。窓口は野村不動産のモデルルームギャラリー芝浦(0120-566-221)。

— RYO'S VIEW

月62,038円の管理費+修繕積立金は、3LDK 80㎡を購入するローン返済額に上乗せされるランニングコストだ。2億8,000万円を35年・金利1%で借りた場合の月返済額は約79万円——これに6.2万円を足した総額85万円超が毎月の実質負担になる。この水準を受け入れられる世帯年収か、そして修繕積立金が10年後にどう変わるかを、購入前に必ず試算しておくことを勧める。

共用部の見立て

SECTION 07 / COMMON AREA

プラウド四谷 エントランス完成予想図
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

内廊下設計という点は、共用部の住み心地を大きく左右する。外廊下のマンションでは、廊下側に面した住戸は外気・騒音・視線の影響を受けやすい。内廊下の場合、廊下は外気に直接さらされず、温熱環境が安定する。雨の日でも廊下を傘なしで移動でき、外部からの視線が廊下を通じて住戸内に届きにくい。

38戸・14階という規模感から、エレベーターは1〜2台程度の設置と推定される(詳細は要確認)。1フロア2〜3戸という戸数の少なさは、朝の通勤時間帯でもエレベーター待ちが生じにくい環境を作る。エントランスホールは野村不動産のPROUDシリーズらしく、ホテルライクな仕立てが予想されるが、具体的な仕様はモデルルームで確認されたい。

プラウド四谷 バルコニーからの眺望(上層階)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

宅配ボックスや管理人常駐の有無、ゴミ置き場の使いやすさは生活動線に直結する。特に38戸という小規模では、ゴミの分別ルールや共用施設の使用ルールを少人数の管理組合が決定していく。住人同士の顔が見える分、管理組合運営の負担が均等にかかりやすい面もある。管理組合への参加意欲も確認しておきたいポイントだ。

— RYO'S VIEW

内廊下・38戸・1フロア3戸未満という構成は、マンションでありながらホテルのフロアに近い静けさをもたらす。この「廊下での他者との遭遇頻度の低さ」は数字化できないが、都心で毎日働く人間にとって帰宅後の静けさは重要なファクターだ——価格水準の高さには、この住環境の質が正直に織り込まれている。

専有部の見立て

SECTION 08 / UNIT PLAN

プラウド四谷の間取りは3プランで構成される。B1タイプ(2LDK+FC+SIC, 70.07㎡)、A1タイプ(3LDK+S, 80.13㎡)、C1タイプ(3LDK, 84.42㎡)だ。全邸南向きという条件が全プランに共通しており、バルコニーが南に向いている。LDKから視線が抜けるため、日中の採光と冬の日差しの取り込みは良好と判断できる。

B1タイプ(2LDK+FC+SIC・70.07㎡)——エントリープラン

プラウド四谷 B1タイプ間取り図(2LDK+FC+SIC・70.07㎡)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

B1タイプは70.07㎡・バルコニー10.33㎡の2LDKだ。「FC」はファミリークローク、「SIC」はシューズインクロークを示し、玄関まわりの収納が充実している。洋室(2)にはウォールドアが採用され、開放するとLDKと一体化した広いワンルーム的な空間になり、閉めると独立したテレワーク室や子供部屋として使える。収納の多さとフレキシビリティはDINKs・在宅ワーク世帯に向いた仕立てだ。

A1タイプ(3LDK+S・80.13㎡)——主力プラン

プラウド四谷 A1タイプ間取り図(3LDK+S・80.13㎡)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

A1タイプは80.13㎡・3LDK+サービスルームの構成だ。「S(サービスルーム)」は採光が建築基準上の居室を満たさない多目的室で、書斎・収納・ゲストルームとして使われることが多い。80㎡の3LDKは都心型ファミリーにとって標準的な面積だが、全邸南向きの採光条件を加えると、日中のリビングの明るさは高い評価になる。

C1タイプ(3LDK・84.42㎡)——最上位プラン

プラウド四谷 C1タイプ間取り図(3LDK・84.42㎡)
出典:野村不動産「プラウド四谷」公式サイト

C1タイプは84.42㎡・3LDKで、3プランの中で最も広い。専有面積に対してLDKを広くとり、各居室の独立性を高めた構成になっていると推測される(詳細はモデルルームで確認)。上層階のC1タイプは天井高2,600mmのハイサッシが設けられ、光と眺望を最大限に活かした住戸になる。価格は3億8,800万円台が上限だ。

— RYO'S VIEW

この物件は「全邸南向き・内廊下・SRC・2,600mm天井高」という上質な住環境の質で勝負している。面積は70〜84㎡とコンパクトな部類だが、全南向きがもたらす採光・眺望の質が、同等面積の北向きや外廊下物件とは全く異なるカテゴリに押し上げている——面積より「光の質」を評価する人に向いたプロダクトだ。

価格と周辺相場

SECTION 09 / PRICE

価格帯は2億3,200万円(B1タイプ・70.07㎡)〜3億8,800万円(C1タイプ・84.42㎡上層階)で、平均坪単価は約1,200万円とされている(事前に公開されている予測値)。B1タイプの70.07㎡(約21.2坪)で計算すると坪単価は約1,094万円、C1タイプ84.42㎡(約25.5坪)では約1,522万円に達する。現在第1期6次まで販売が進んでおり、残戸数は限られる状況だ。

周辺中古マンションの坪単価

物件名(エリア)築年目安・坪単価・補足
四ツ谷駅周辺中古平均各築年・@765万円・マンションレビュー2025年12月末データ
パークコート千代田四番町(千代田区)2010年代築・@1,784万円・四ツ谷駅徒歩約8分・野村不動産
四谷エリア中古一般マンション2000年代築・@500〜700万円・物件により幅あり
新宿区全体中古平均(参考)各築年・@440万円・2024年時点・ホームズ調べ

※坪単価は成約事例・売出価格を元にした目安。出典:マンションレビュー(2025年12月末時点)、ノムコム不動産データ、ホームズ。個別物件の正確な数値は不動産会社に確認されたい。

四ツ谷駅周辺の中古マンション平均坪単価は約765万円(2025年12月末)。プラウド四谷の新築坪単価(約1,094〜1,522万円)は、この中古平均の1.4〜2倍に達する。「割高」という評価は数字の上では正確だが、比較対象に注意が必要だ。

同じ野村不動産がSRC構造・内廊下・全南向きで手がけたパークコート千代田四番町(千代田区・約1,784万円/坪)と比べると、プラウド四谷の約1,200万円/坪は約33%安い。千代田区と新宿区の地域差・建物グレードの差を考慮すると、類似グレードの中では相応の価格ゾーンに位置していると読める。一方、四谷エリアの中古平均(765万/坪)と比べた+57%超の新築プレミアムは大きく、購入後の値下がりリスクとして考慮が必要だ。

ここに住む日常

SECTION 10 / DAILY LIFE

この物件に向く人物像は、永田町・霞が関・大手町へ通勤する30〜50代の共働き世帯、または都心生活の質を最優先する単身〜DINKsだ。広いリビングより採光・静けさ・立地の格を重視する层層になる。

平日の朝は四ツ谷駅から丸ノ内線に乗り、10分以内で永田町・大手町に着く。新宿御苑は丸ノ内線1駅で、週末の朝散歩の目的地になる。夕方は、四ツ谷駅を出て3分で玄関前——このシンプルなルーティンが最大の価値だ。月に数回は、徒歩10分圏内の荒木町に向かう。荒木町は昭和の路地と小さな飲食店が混在する、隠れたグルメエリアだ。割烹・ビストロ・バーが混在し、静かな大人の時間を過ごす場として東京でも評価が高い。週末には迎賓館赤坂離宮の公開時期(春・秋)を利用して、国宝建築を徒歩8分で訪ねることができる。

生活利便チェック:

  • スーパー:ライフ コモレ四谷店(四ツ谷駅2番出口から徒歩約2分・物件から徒歩2〜3分)
  • 公立小:新宿区立四谷小学校(物件から徒歩約5分)
  • 公園:信濃町公園(徒歩約7分)、新宿御苑(丸ノ内線1駅・徒歩入場可能)
  • 病院:聖母病院(徒歩約20分/バス利用可)、四谷三丁目周辺にクリニック複数

近隣のおすすめ店(Google Maps評価)

※評価はGoogle マップ(2026年7月・記事作成時点)。変動することがある。

— RYO'S VIEW

四谷に住む日常は、東京の「機能の中心」への近さと、荒木町・新宿御苑・迎賓館という「品格の近さ」が重なるゾーンにある。生活インフラも最低限揃っており、車なしで生活が完結する動線だ——この水準の立地が38邸しかない建物に提供されているのが、プラウド四谷の本当の希少性だ。

まとめ

SECTION 11 / CONCLUSION

★評価(5段階)

立地★★★★★ 建物★★★★☆ 価格★★☆☆☆ 将来性★★★★☆ 総合★★★★☆

良い点

  • 四ツ谷駅徒歩3分・3路線利用可能・台地上という三拍子の立地。洪水・液状化リスクが都内最低水準で、毎日の通勤動線が最短かつ安全
  • 全38邸・全南向き・内廊下・SRC造という仕様の組み合わせは都心でほぼ類例がない。1フロア2〜3戸という静けさは、価格に正直に反映されている
  • パークコート千代田四番町(1,784万/坪)の事例が示すように、四谷エリアのプレミアム物件は長期的に高い資産性を維持してきた。同グレードの中では1,200万/坪は相応の水準と読める

気になる点

  • 管理費45,528円+修繕積立金16,510円=月62,038円のランニングコストは、ローン返済額に加えて毎月の実質負担を大きく押し上げる。38戸という少数戸では将来の修繕積立金の値上がりリスクが大規模物件より高く、長期修繕計画の確認が必須
  • 四ツ谷周辺中古の平均坪単価765万/坪に対して新築1,094〜1,522万/坪は+43〜100%。プレミアム仕様の新築としても割高感があり、購入後10〜20年の中古相場での売却時に同等の買い手を見つけるのが難しいリスクがある

こんな人にすすめる/すすめない

すすめる:永田町・霞が関・大手町に勤務し、毎日の通勤時間の短さを最優先する30〜50代の共働きDINKsや単身者。都心の資産として10年以上の長期保有を前提に、建物の質と立地の品格を価格換算できる方。荒木町・新宿御苑・迎賓館が徒歩圏内という暮らしに価値を感じる方。

すすめない:月のランニングコスト(管理費+修繕積立金62,038円)に圧迫感を感じる世帯。広いリビングや収納量を最優先とする子育てファミリー(70〜84㎡はこのエリアでは標準的だが広くはない)。複数台の車を日常的に利用する世帯(9台/38戸の割合では需給がタイト)。

出典・参考
・野村不動産「プラウド四谷」公式サイト:https://www.proud-web.jp/mansion/a117450/
・SUUMO「プラウド四谷」物件ページ:https://suumo.jp/ms/shinchiku/tokyo/sc_shinjuku/nc_67734365/
・メジャーセブン「プラウド四谷」:https://www.major7.net/Bukkendetail/00000060001591
・国土交通省ハザードマップポータルサイト
・新宿区公式ハザードマップ(洪水・土砂災害)
・東京都地域危険度測定調査(第9回・2022年9月)
・国土地理院地理院地図(標高・地形確認)
・マンションレビュー「四ツ谷駅周辺売却相場」(2025年12月末時点)
・周辺相場:公開されている不動産データに基づく目安
・案内図:Google マップ(iframe埋込)/野村不動産「プラウド四谷」公式サイト(現地案内図)
※掲載画像は野村不動産「プラウド四谷」公式サイトからの引用です。
※案内図はGoogle マップの埋込機能を使用しています。現地案内図は売主公式サイトからの引用です。
※最新の価格・仕様・空き状況は公式サイトおよびモデルルームでご確認ください。
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